寝る前のストレッチは「顔・首・背中」で快眠
ソウル五輪の銀メダリストである田中ウルヴェ京さんが、不眠に悩む多くの人々を快眠に導いてきたとっておきの寝る前のストレッチがあります。快眠に導く寝る前のストレッチ法を紹介しましょう。『主治医が見つかる診療所』の「睡眠ホルモンの出し方」で特集されていました。
寝る前のストレッチによいのが顔
寝る前に行うストレッチは、筋肉をグッと伸ばすことで睡眠ホルモンを分泌させます。凝り固まった筋肉をゆるめると、睡眠ホルモンの分泌が促されるのです。
なかでも、寝る前のストレッチによいのが「顔」になります。表情を顔に出すのが苦手とされる日本人は、顔の筋肉がとくにこわばりがち。そんな顔の筋肉を寝る前にストレッチする方法です。
まずギューッと顔のパーツを中央に集めるように、顔をくしゃくしゃにします。口は鼻の近くに…というイメージで、顔の全部のパーツを中心に寄せて、そのあとに一気に脱力するのです。脱力のときはできるだけバカな顔をします。
力の抜き方がわからない人に、力を抜くようにいっても無理な注文です。わざと力を入れさせてから脱力することで、力の抜き方がわかるようになります。
寝る前のストレッチなら首と背中
さらに、寝る前にストレッチするなら「首」と「背中」です。とくに背中は、日常生活で筋肉が張ったままになりやすい場所になります。
首の筋肉を寝る前にストレッチするには、首の筋肉が伸びているのを意識しながら、頭をできる限りゆっくりと360度回すこと。自分がイメージするよりさらにゆっくり、20秒ほどかけて1周させます。早く回すと筋肉はストレッチされないので注意しましょう。
背中の筋肉を寝る前にストレッチするには、床にあぐらをかいて座り頭に手を置いた状態から、背骨のあいだを1つ1つゆっくり広げるようなイメージで、約15秒かけて体を前に倒していきます。寝る前のストレッチで背中周りの筋肉が開いていくことで、体がリラックスし寝やすくなるというわけです。
■『主治医が見つかる診療所』
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