フィトンチッドで免疫力がアップするメカニズム
免疫力をアップするには、じつは「森林浴」が効果アリ。木々からあふれてくる「フィトンチッド」という物質がその理由です。フィトンチッドで免疫力がアップするメカニズムを見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
フィトンチッドでNK細胞が活性化
免疫力アップには、大自然の中を歩くのが一番よいとか。体の中を清めることができるといいます。いわゆる森林浴というのは、森の中の木々からあふれてくる「フィトンチッド」という物質が、人間の体を内面からきれいにしてくれるのです。
じつは、森の中を歩いていて気持ちよいと感じるのは、木々が発散する香りの成分であるフィトンチッドの効果。フィトンチッドは植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことです。
森林浴ではこれに接することで、健康だけでなく癒しや安らぎを得ることができます。フィトンチッドのリラックス作用でNK細胞が活性化し、免疫力アップが得られるのです。
森林浴には免疫力アップ効果がある
森林浴に関していうと、滝の音を聞くことでもリラックス効果が得られます。これも免疫力アップにつながるのです。
また、人間の体の中のぜい肉を燃やすためには、温めるのではなく冷やすことが大切。その究極が「滝行」だとか。リラックス効果だけでなく、ダイエット効果も期待できるというわけです。
というのも人間は、熱いと感じると体を冷やす機能が働きます。逆に、冷たいと感じると体を温める機能が働くのです。このため、水を浴びれば体温が上がることとなり、内臓脂肪が燃焼してダイエット効果があるのです。
■『主治医が見つかる診療所』
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