よく噛む効果でヘビースモーカーが禁煙に成功
「肉・卵・チーズ」中心の食事を「よく噛む」ことで、お腹いっぱい食べても代謝アップする治療法があります。実際にどんな効果があったのか、患者さんの実例を見てみましょう。『主治医が見つかる診療所』の「代謝UPスペシャル決定版」で紹介されていました。
よく噛む効果のポイントは箸を置く
51歳の男性は、よく噛む効果によって最初の1ヶ月で10kg減量しました。10か月前は100kg弱あった体重は、70kg弱をずっとキープ。これによって、長年悩んでいた腰や膝の痛みがなくなりました。
この男性のある日の昼食は豚の角煮と豚足、卵/チーズ/アボカドのサラダ、ゆで卵のチーズのせ、枝豆、パイナップルと豪華なメニュー。この食事を1口30回、よく噛むことで時間をかけて食べます。
男性いわく、よく噛む効果のポイントは箸を置くこと。1口ごとに箸を置くことによって、ひと口につき30回、よく噛むようになりました。
箸を持つとどうしても次が食べたくなるもの。箸を置くことで食べたい気持ちが抑えられるようになりました。それまで10分で済んでいた食事時間は、1時間に伸びたといいます。
よく噛む効果でウエスト13cm減
48歳の女性は、よく噛む効果で体重が減りました。7か月で9kg減らすことができて、それからずっとキープできています。
一番変化したのがウエスト。よく噛む前と比べると13cm減です。ただ細くなっただけでなく、バストやヒップにハリが出てきたといいます。
この女性のある日の夕食は、ステーキ、チーズオムレツ、アボガドという内容。これをひと口につき30回よく噛むわけですが、そこにはある工夫があります。噛む動きに合わせて、心の中で「あ・り・が・と・う」をいうのです。ありがとうは5文字なので、6回いうとちょうど30回になります。
よく噛む効果で禁煙できた
65歳の男性は、よく噛む効果で85kgだった体重を半年で74kgにダイエット。12kgの減量に成功しました。この治療法を始めてから、とくに筋肉が付くようになったといいます。
この男性のある日の昼食は、300gのステーキでした。男性は見えるところにカレンダーをかけて、その日付を数えながら30回よく噛むようにしています。
よく噛む効果はそれだけではありません。よく噛むことでヘビースモーカーだったこの男性が禁煙できたのです。早食いしていたころは食後のタバコが最高でしたが、よく噛むようになってからは食事に満足しているためか、タバコを欲しがらなくなりました。
■主治医が見つかる診療所
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