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膝の痛みの原因「皮下脂肪」をつまんで治す

高齢者になると増えてくる膝の痛み。膝の関節は、すねの骨と膝関節がズレて痛みがおきています。この膝の痛みの原因がじつは「皮下脂肪」なのです。皮下脂肪が筋肉に貼り付いて収縮し、関節のズレを招いています。そして、その皮下脂肪をはがせば、膝の痛みを解消できるのです。



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膝の痛みの原因「皮下脂肪」をつまんで治す


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膝の痛みの原因は皮下脂肪

高齢者に多い膝の痛みは、すねが膝関節から外側にズレていることから発せられています。膝の内側で骨と骨とがこすれ合うことで痛みが発生するのです。

この膝のズレをおこして痛みを発生させている原因こそが皮下脂肪。伸縮性の少ない皮下脂肪が筋肉に貼り付いて動きを制約。筋肉が収縮してしまって、膝の関節がズレてしまうのです。

この膝の痛みを解消するには、皮下脂肪をはがす必要があります。そして、ひざ周辺で皮下脂肪がとくに筋肉に貼り付いている場所が、膝裏と膝の外側です。


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膝の痛みの原因を解消する方法

膝裏の皮下脂肪はそこを通っている静脈も圧迫しているので、むくみの改善につながります。また、太ももからひざ下まで外側の皮下脂肪が筋肉が収縮させているため、膝関節のズレを生んでいるのです。

膝の痛みの原因を解消するための、皮下脂肪のはがす方法を見ていきましょう。イスに腰掛けて膝を曲げた状態で皮下脂肪をはがしていきます。

親指と人差し指の指先で、皮下脂肪をギュッとつかみます。そして、皮下脂肪を潰すのではなく、皮下脂肪と筋肉のあいだ指先を入れていくのです。脂肪を筋肉からはがすイメージで、ゆっくり引っ張ったり前後左右に動かします。ちょうど鶏肉の皮をつまんで、肉から離していく感じです。


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膝の痛みの原因の皮下脂肪をつまむ

膝裏の皮下脂肪はつまむ位置を変えながら、上下10cmの皮を引っ張ります。膝の外側は、まず膝から太ももの横のラインをつまむ位置を変えながらつまんでください。そのあと、膝の皿の下の外側をつまんだまま、膝の曲げ伸ばしを行います。

膝を伸ばして筋肉が動いたときに、つまんでいた指が弾かれるようなら、まだ皮下脂肪がはがれていません。指でつまんだまま、スムーズに曲げ伸ばしできる状態を目指します。

とくに膝裏は、皮下脂肪をはがすときに痛みを感じるはず。膝痛の原因を根本から治すと思って、根気よく続けてください。

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