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暗記の仕方は耳栓をして三点倒立するのが効果的

一夜漬けで覚えなければならないとき、とっておきの暗記の仕方があります。その暗記の仕方とは「耳栓をしながら三点倒立をして暗記する」というものです。この暗記の仕方がどうして効果的かを見ていきます。『ホンマでっか!?TV』の「趣味が及ぼす意外な影響」で紹介されていました。



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暗記の仕方は耳栓をして三点倒立するのが効果的


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暗記の仕方は習慣評論家が編み出した

この暗記の仕方は学習塾を30年間運営してきた「習慣評論家」の人が編み出したもの。「骨伝導」を応用した暗記の仕方といいます。

音の伝わり方は2種類あります。空気を伝って鼓膜を振動させ聴覚神経に伝わる「気導音」に対して、声帯などの振動が頭蓋骨を伝わり直接聴覚神経に伝わるのが「骨伝導」です。

たとえば、指で耳栓をして何かの言葉を発してみてください。次に、耳栓を外して同じ言葉を発すると、聞こえ方がまったく違うことに気づくはず。耳栓をしたときが骨伝導ということです。


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暗記の仕方で有名校にどんどん合格

じつは「脳」というのは、ふだんと違うトーンの声に反応します。つまり、耳栓をしてこもった感じのいつもと違う声に脳がよく反応するのです。

そして「三点倒立」すると、血が一気に脳へ集まります。毛細血管にまで血が行き渡るのです。こうすると、脳エンジンが全開状態になるので、どんどん覚えられるというわけです。

実際、耳栓&三点倒立の暗記の仕方で勉強した生徒が、御三家と呼ばれる有名進学校にどんどん合格していたとか。ぜひ試してみたい暗記の仕方です。


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暗記の仕方で手助けになる「けん玉」

暗記の仕方で手助けになるのが、意外にも「けん玉」です。けん玉は、慣れた技をやるときは脳が集中モードになりますが、慣れていない技をやるときは脳が活性モードになります。

けん玉を練習すると、脳がそれぞれのモードを記憶。集中力を高めたり、記憶力をアップさせたりすることが自由自在になります。必要な場面で自然に、集中モードと活性モードを切り替えるようになるのです。

すると、勉強をしていても集中して考えるときは集中モード、暗記をするときには活性モードを脳が選択。これが暗記の仕方にけん玉の練習が手助けになる理由になります。


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効率的な暗記の仕方は昼寝だった

暗記で脳をフル稼働させると、脳内ではセロトニンの分泌量が減少します。セロトニンは気分や判断力を司る神経伝達物質。セロトニンが減ると、脳に疲れを感じてしまうのです。

そんなセロトニンを補ってくれるのが昼寝。休憩時間に昼寝するだけで脳はリラックス。午前の活動で減少したセロトニンを、どんどん分泌させようという指令が出されます。すなわち、午後イチの暗記の仕方は昼寝することです。

しかも、セロトニンは脳の機能を司る大脳皮質全体を目覚めさせる働きがあるのため、昼寝の直後はスッキリ感じるというわけ。いわば脳が超回復している状態です。この現象をうまく利用するのが効率的な暗記の仕方なのです。


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暗記の仕方に昼寝実施で成績アップ

実際、福岡県の進学校では暗記の仕方として、15分間の昼寝を実施しています。昼寝の実施前と比べると、センター試験全科目の成績がアップしました。暗記の仕方に昼寝が効果的であることが証明されています。

ただし、昼寝による超回復の効果はあくまで一時的なもの。セロトニンの分泌で頭の回転が速く感じても、疲労物質が残っていれば再び疲労感は襲ってくるので注意が必要です。

なお、効率的な暗記の仕方として昼寝をするなら、30分未満が目安になります。これは30分以上寝ると人間は深い睡眠に入ってしまうため。昼寝から覚めたあとの暗記の効率が悪くなってしまうのです。

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