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ストーカー対策は相手が熟年ほど気をつけるべき

ストーカー対策は相手が熟年ほど気をつけるべきです。じつは熟年ストーカーがこの10年で4倍にも増加しています。熟年ストーカーは動機や手口には熟年層特有の傾向があります。そのストーカー対策を検証してみましょう。『得する人損する人』で紹介されていました。



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ストーカー対策は相手が熟年ほど気をつけるべき


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熟年世代のストーカー対策

実際に熟年ストーカーの被害を受けた30代の男性のケースを見てみましょう。半年前、独身の男性がよく仕事帰りに立ち寄っていたのは、熟年の夫婦で営む家庭的な雰囲気の居酒屋。週に1回のペースで通ううちに旦那さんと仲良くなり、携帯電話の番号を交換するようになりました。

そんなある日、お店のご主人から着信と思いきや、かけてきたのは奥さん。「もう、ご飯食べたの?」とのお声がけに甘え、お店で夕飯をご馳走になりました。まるで母親のような奥さんに、すっかり癒されていました。

そして、しばらくしたある日、また奥さんから着信。しばらく店に来ないから…と心配の電話でした。その翌日も着信。部屋が散らかってるなら掃除に行くといいます。こうして、毎日のようにしつこい電話がかかってくるになったのです。

熟年のストーカー対策というと、配偶者をなくした人や孤独な人をイメージしがち。しかし、実際は配偶者がいる人や家族と暮らしている人もいるのです。


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ファンにも似た心理でストーカー

男性に対する電話は、その後も一向にやむ気配はナシ。1回の電話で平均で30分。10分のときもあれば2時間のときもあったといいます。

いまの熟年世代はパワーがあふれています。イケメン俳優や韓流スターに夢中になる人たちがそのよい例。そして、そういう相手が身近な存在に現れると「私がいないとこの人はダメ」という心理に抑制できず、ストーカー行為に発展するのです。

このときの奥さんの想いは、男性の力になりたいというファンにも似た心理でした。そのため、相手に迷惑をかけているという意識がなく、電話を繰り返してしまうのです。


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熟年ストーカーの特徴的な傾向

毎日の電話に困り果てた男性は「迷惑です」と本音をぶつけました。これでもう電話はこないだろうと思った数日後、玄関を鳴らすチャイムの音。やって来たのは警察でした。

じつはその2日前、奥さんが男性の自宅の前で待ち伏せ。「この前、私を殴ったでしょ」と診断書を見せ、治療費を支払えと言いがかりをつけてきていたのです。

これも熟年ストーカーの特徴的な傾向。年の差という現実を突きけられると、それが逆に反動となって、なんとかつながりを持とうと変な言いがかりを突然つけてくるケースが多いといいます。


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ストーカー対策は法的に訴えること

このままでは解決しないと思った男性は、旦那さんに相談することにします。夫婦仲を壊してしまう可能性もあって避けていましたが、背に腹は代えられません。そして、奥さんからストーカー行為を受けていると直談判。嫌がらせをやめるようにいってもらえないかお願いしたのです。

しかし、返ってきた答えは「それは女房の問題。あいつが何やっているかわからないから」というものでした。一般的なストーカーの場合、その異変にストーカーの家族が気づくことがあるもの。しかし、中高年の場合は夫婦もお互いに干渉しあわなかったり、家族もその行動に無関心になりがちです。

結局、この男性は弁護士に相談。訴えた途端に、音沙汰はなくなったといいます。この場合のストーカー対策は、法的に訴えることが効果的だったようです。

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