食べても太らない体は体内時計をコントロール
体内時計をコントロールすれば、食べても太らない体を手に入れることも夢ではありません。たとえば、夜中に食べるケーキはおやつに食べるより20倍も太ります。食べても太らない体質は体内時計がカギを握っているのです。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。
食べても太らない体はリセットが大切
人間には朝に目覚めて夜に眠くなるという体内時計のリズムがあります。何もしていなくてもお腹が減るのも体内時計のリズムです。この体内時計は、時計遺伝子というタンパク質によって調整されるもの。人間の全細胞に備わっているのです。
脳の体内時計は主時計といわれ、朝日を浴びることでリセットされます。胃や腸など内臓の体内時計は、朝の食事でリセット。体内時計をしっかりリセットすると代謝が活発になります。食べても太らない体を手に入れるには、体内時計をしっかりリセットすることが大切です。
体内時計の働きはそれぞれの臓器で異なるもの。たとえば消化に関わる胃・すい臓・肝臓などの体内時計は夜に活動しません。遅い時間に夕食は消化されにくいことを意味します。結果的に体内に脂肪を溜め込んでしまうのです。
食べても太らない時間帯に食事を摂る
体内時計を調節するタンパク質は「BMAL1」といいます。BMAL1の量は時間によって変化するもの。そして、BMAL1には体内に脂肪を溜め込む働きがあります。BMAL1が多い時間帯に食事をすると脂肪が溜まりやすく、少ない時間帯なら溜まりにくいのです。
BMAL1は午後3時にもっとも少なく、夜10時から深夜2時にピーク。その差はなんと20倍にもなります。夜10時に食べるケーキは、午後3時にケーキを20個食べるのと同じということです。
逆にいえば、BMAL1が少ない時間帯にしっかり食事を摂れば、体内に脂肪を溜め込むのを防げるということ。いつ食べるかで体内時計をコントロールして、食べても太らない体を手に入れましょう。
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