スロージョギングは遅筋だけ使うので疲れ知らず
ダイエットといえばジョギング。とはいえ急に走るのはハードルが高いものです。かといってウォーキングではダイエット効果が心配。そんな人なら「スロージョギング」がピッタリ。スロージョギングはゆっくり走るだけでウォーキングの1.6倍ものダイエット効果があるのです。
スロージョギングは時速4kmで走る
人間の筋肉は、すばやく縮んで大きな力を出す速筋と、ゆっくり縮んで持久力にすぐれた遅筋に分けられます。速筋は瞬発力を、遅筋は持久力を必要とする運動に使われているのです。
ただし、通常のジョギングやランで使うのは速筋。長く使うと乳酸がたまってすぐに疲れてしまいます。ダイエットでジョギングを始めたものの、長く続かない人が多いのはこれが原因です。
ここで、時速4kmほどの歩くくらいゆっくりのスピードで走ると遅筋しか使いません。乳酸がほとんど増えずに、疲れることなく走り続けることができます。これが「スロージョギング」です。
スロージョギングは1日30分が目標
スロージョギングは、同じ速度のウォーキングと比べて消費カロリーはなんと1.6倍。ゆっくり走るだけで高いダイエット効果が期待できるのです。
スロージョギングのポイントは、背筋を伸ばしてやや前傾姿勢で走ること。足は蹴り上げずに、足裏全体で地面を押すイメージ。おしゃべりしながら走れるペースが目安になります。
また、スロージョギングは途中で歩いても問題なし。走る時間は1日30分を目標にします。1日のうちに2~3回に分けて走ってもOKです。いわゆる有酸素運動は細切れでも効果が出るのが特性となります。
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