脳を活性化するための3つのキーワードとは?
大人になってからの生活習慣や生活態度で、記憶力は鍛えることができます。そこで大切なのは「脳の活性化」です。そこで、日常生活でできる脳を活性化する3つの方法を紹介します。『林修の今でしょ!講座』の「いますぐできる記憶力アップ術」で取り上げられていました。
脳を活性化する3つのキーワード
脳を活性化するための3つのキーワードとは「雑談」「アウェイ」「ど忘れ」の3つ。それぞれのキーワードを解説していきましょう。
日常生活で脳を活性化する方法の1つめが「雑談」です。コンピュータが発達したいま、それでもコンピュータにできないのが雑談になります。雑談はとても高度な作業。話題をどこまで掘り下げるか、相手にどう反応するかなど、脳の記憶回路をフル回転させるのです。
脳を活性化する2つめの方法は「アウェイ(未体験のこと)に挑戦」すること。いままで体験したことのないアウェイな環境にあえて身を置くことで、脳の老化が防げるのです。
脳の活性化にはど忘れがチャンス
逆に自分の知っているホームだけで安心したいという人は、どんどん老化してしまいます。日常でアウェイを体験するには、新しく習いごとを始めたり、語学を学んだりすることも1つの手段でしょう。
そして、脳を活性化する3つめの方法は「ど忘れ」です。ど忘れとは、側頭葉にある記憶を前頭葉が引き出せない状態。このときこそが、記憶の回路と前頭葉の回路を結ぶチャンスなのです。あきらめずに問い合わせ続けて側頭葉と前頭葉がつながると、そのぶん記憶の回路が鍛えられます。
加えて思い出したときのうれしい感情も重要。うれしいと「ドーパミン」という物質が出て、さらにその回路が強化されます。脳の活性化には「ど忘れ」がチャンスなのです。