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記憶力アップに一週間前の昼ごはんを思い出す

年齢と重ねるごとに「脳」は弱っていくもの。放っておくと脳の老化は進むばかりです。そこで、脳を活性化できる簡単トレーニングを紹介しましょう。「一週間前の昼ごはん」を思い出すようにするだけで記憶力がアップするのです。『林修の今でしょ!講座』で取り上げられていました。



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記憶力アップにつながる脳の回路

さっそく、身近な質問に答えて脳を鍛えることができる簡単トレーニングを紹介しましょう。脳を活性化するトレーニングは「初恋の人の名前は?」「昨日のお昼ごはんは?」「一昨日のお昼ごはんは?」「一週間前のお昼ごはんは?」を思い出すだけです。

これは「エピソード記憶」と呼ばれる記憶力を鍛えるトレーニング。エピソード記憶とは、個人的経験に関する記憶=思い出のことです。一般の人は日常生活の中で過去を振り返ることがなかなかありません。このため、記憶の回路が細くなってしまっているのです。

実際にこのトレーニングをやると、ふだん使っていない脳の回路を使っている感覚があります。記憶を引き出そうとすると、脳が活性化して記憶力アップにつながるのです。


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記憶力アップには脳の回路を太くする

そもそも記憶とは、どのようなメカニズムなのでしょう。記憶を引き出すのは側頭葉にある記憶の貯蔵庫を前頭葉に引き出すことです。そして、前頭葉は記憶があるかないかを知っています。

そして「もの忘れ」というのは、知っているはずの前頭葉が側頭葉の記憶を引き出せないということ。前頭葉と側頭葉のコミュニケーション不足が原因です。

年齢とともに側頭葉と前頭葉をつなぐ脳の回路が細くなり、記憶を引き出しにくくなります。これがもの忘れの原因ということ。記憶力アップには、この脳の回路を太くすることが大切なのです。

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