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汗腺トレーニングで代謝を上げる方法とは?

ベトベトした汗や臭い汗は「悪い汗」をかいているからです。「いい汗」をかけば汗はサラサラになり、代謝を上げることもできます。そして、運動をしなくても汗腺を目覚めさせ、簡単に「いい汗」をかく方法があるのです。汗腺トレーニングで代謝を上げるちょい足しメソッドを紹介しましょう。



汗腺トレーニングで代謝を上げる方法とは?


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汗腺トレーニングはまず手足を刺激

汗腺トレーニングの方法は簡単。お風呂の入り方を工夫するだけです。これだけで汗腺が目覚めて「いい汗」がかけるようになります。汗腺トレーニングには3ステップあります。

ステップ1は「高温手足浴」。42~43度の少し熱めのお湯をお風呂の3分の1までためます。そこにバスチェアを置いて準備完了。前かがみになって10分間、手と足だけをつけて温めるのです。

汗腺の休眠は「悪い汗」の原因。脳から離れた汗腺は休眠しやすいのです。つまり、手と足は汗腺が休眠しやすい場所。汗腺トレーニングで、そこを集中的に刺激します。


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半身浴が汗腺トレーニングになる

ステップ2は「微温半身浴」です。ステップ1に続いて、38~39度のぬるめのお湯を、浴槽の半分ためてください。待っているあいだに、髪の毛や体を洗っておくとよいでしょう。

そして入浴。このとき、みぞおちあたりまでの半身浴でつかるのがポイントです。半身浴で汗をかくと、胸から上はお湯から出ているため汗が蒸発。体温の上がりすぎを調節してくれます。

そのまま15~20分ほど入浴。サラサラの汗が出てきたら「いい汗」のサインです。汗をたくさんかくため、汗腺トレーニングにはこまめな水分補給も忘れてはいけません。


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風呂上りの乾燥も汗腺トレーニング

ステップ3は「風呂上りの乾燥」です。汗腺トレーニングにはお風呂の中だけではありません。じつは、汗というのは、蒸発することで初めて体温を調節する役割を果たします。

お風呂から上がったら、タオルで肌を軽く押さえて水気をとります。そして、夏はエアコンを使わず、ウチワや扇風機など自然に乾燥させることが大切です。暑くて我慢できないときは首に風を当てると、太い血管の温度を下げることで効果的に体温が下がります。

この汗腺トレーニングを3週間くらい続ければ、休眠していた汗腺が目覚めて「いい汗」をかけるようになるはず。「いい汗」をかけば、代謝を上げることもできるのです。

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