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腹筋インナーマッスルには絹ごしでなく木綿豆腐

タンパク質を豊富に含むお豆腐はよい筋肉を作る強い味方ですが、じつは「絹ごし」と「木綿」とでは含まれる栄養分が異なっています。腹筋インナーマッスルを鍛えるなら、ちょい足しメソッドとして木綿豆腐を選びべきです。木綿豆腐が腹筋インナーマッスルによい理由を詳しく見ていきましょう。



腹筋インナーマッスルには絹ごしでなく木綿豆腐


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豆腐は腹筋インナーマッスルに最適

筋肉を増やしたり筋力を向上させるには、その原料となる良質なタンパク質が必要になります。そんなときに重宝する健康食材が、高タンパク低カロリーなお豆腐です。腹筋インナーマッスルにも最適な食材といえるでしょう。

そんなお豆腐には、がっちりと食べ応えのある木綿豆腐と、つるんとして柔らかくて絹ごし豆腐があります。じつはこの2種類のお豆腐、製法が違うことによって含まれる栄養素にも違いがあるのです。

木綿豆腐の作り方は2ステップ。豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものを崩して、木綿の布を敷き入れた容器に投入します。そこに圧力をかけて、水分をしぼって再び固めたらでき上がりです。

一方の「絹ごし豆腐」は1ステップ。木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めます。


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腹筋インナーマッスルには木綿豆腐

このように、木綿豆腐は製法が2ステップあるため栄養素が凝縮。タンパク質やカルシウムは、同じ体積なら絹ごし豆腐より2~3割ほど多く含まれます。

ただし、木綿豆腐は水分を絞る過程で流れてしまう栄養素も…。ビタミンBやカリウムについては、木綿豆腐より絹ごし豆腐のほうが多く含まれているのです。

そして、腹筋インナーマッスルの原料となる良質なタンパク質をより多く含むのが木綿豆腐。しかも、糖質量が木綿豆腐のほうが少ないのも魅力でしょう。腹筋インナーマッスルを鍛えているなら、スーパーで豆腐を選ぶときは迷わず木綿豆腐を選ぶことがちょい足しメソッドにつながるのでした。


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腹筋インナーマッスルのタンパク質

腹筋インナーマッスルのためには、日々のタンパク質の摂取が大切です。腹筋インナーマッスルも含めて筋肉は、合成と分解を繰り返しています。そして、タンパク質が不足すると筋肉はすぐに分解優位になってしまうのです。

そんなタンパク質を摂取する目安は体重1kgあたり1g。肉や魚の場合、100gで20g前後のタンパク質が摂れます。ただし、タンパク質で一度に摂って効果のある量は20gほどです。

計算上、1日3食すべてタンパク質をしっかり摂っても60gにしかなりません。体重70kgであれば1日に必要なタンパク質は70g。3食とも肉や魚を摂るだけでなく、補食にヨーグルトやゆで卵などのタンパク質を摂る必要があるということです。

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