ゴキブリ体操が足のむくみを解消するメカニズム
加齢とともに増えてくる体の悩みが足のむくみ。その原因はふくらはぎの筋肉のポンプ機能の低下にあります。血液が下半身に滞留すると、そこから水分がしみ出して足のむくみとなるわけです。そんな足のむくみ解消に効果的なのが「ゴキブリ体操」。ゴキブリ体操でむくみが解消するメカニズムを見ていきます。
ゴキブリ体操で足のむくみを解消
二足歩行をしている人間の体の構造上、足のむくみは避けることができません。重力の影響でどうしても下半身に血液が溜まってしまうからです。それを補っているのがふくらはぎの筋肉のポンプ機能。ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれる由縁です。
しかし、加齢とともにふくらはぎの筋肉が衰えると、どうしても足がむくみがちになります。そんな足のむくみの解消には「ゴキブリ体操」が効果的。ゴキブリ体操とは、仰向けで手足を上げてぶるぶると揺らす運動です。
ゴキブリ体操は手や足を心臓より上に上げるため、心臓に血液を戻しやすくする効果があります。また、手足には体全体にある毛細血管の7割が集中している場所。毛細血管の流れを活性化されて、血液の循環がよくなるのです。
ゴキブリ体操を1日3セット行う
ゴキブリ体操のやり方は、まず仰向け寝たら首の下に小さめの枕を当てます。そして、手足を床と垂直になるように上げるのです。手の指は軽く伸ばして、つま先は90度になるようにしてアキレス腱を伸ばします。
この体勢で、手足全体を同時にぶるぶると小刻みに揺らすのがゴキブリ体操。30秒ほど揺らしたら、手足を下ろして休みます。ゴキブリ体操はこれを1日3セット行えば、足のむくみが解消するでしょう。
血液の循環をよくするゴキブリ体操は足のむくみの解消だけでなく、高血圧予防などの効果も期待できるのがうれしいところ。うまく揺らすことができなくても、手足を上げるだけでも効果があります。
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