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内臓脂肪レベルを上げてしまう食事のタイミング

内臓脂肪レベルを上げてしまう最悪の食事のタイミングが寝る前です。寝る前は自律神経の関係で血液中のインスリンが上昇した状態。ここで食事をすると、摂取した糖質が効率よく脂肪細胞に蓄えられてしまうのです。内臓脂肪レベルを下げるなら、寝る前の食事は避けるだけでなく、軽めの夕食を心がけます。



内臓脂肪レベルを上げてしまう食事のタイミング


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内臓脂肪レベルを上げる寝る前の食事

内臓脂肪レベルを上げてしまう食事のタイミングがあります。それは「寝る前に食べる」こと。人間は夜になると交感神経の興奮が低下して、非活動的になって眠くなるのが通常です。

交感神経が低下する一方で、優位になってくるのが副交感神経。副交感神経が優位になると、血液中のインスリンが上昇します。すなわち寝る前に食べるということは、インスリンが上昇している状態で食事をするということです。

ここでインスリンは血液中の血糖を脂肪に変えて、脂肪細胞に蓄える働きします。すなわち、寝る前に食べると摂取した糖質がインスリンの働きによって、効率よく脂肪として蓄えられてしまうのです。


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内臓脂肪レベルを上げない脂肪の量

とくに、寝る前の大食いには要注意。わざわざ内臓脂肪レベルを上げるための食事をしているようなものです。内臓脂肪レベルを上げないためには、1日3食を規則正しく食べること。バランスとしては朝食と昼食に重点を置きます。

内臓脂肪レベルを上げない食事では、脂肪の摂りすぎにも注意しましょう。とくに動物性脂肪ばかりを偏って食べていると、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させやすくなります。

魚などを食べるようにしてバランスをとるだけでなく、摂取する脂肪の量も抑えるようにしてください。1日の脂肪分によるエネルギー摂取は、総エネルギーの25%以下に抑えることが目安です。

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