アディポネクチンがたった3週間で本当に増えた
アディポネクチンは体によいホルモン。血管を若返らせて寿命を延ばしてくれます。しかも、アディポネクチンはちょっと生活習慣を変えるだけでグッと上げることが可能です。そこで、アディポネクチンを増やす壁ネクチン体操を紹介しましょう。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
アディポネクチンは長生きホルモン
以前は脂肪というと、体の中の邪魔者と考えられてきました。脂を溜め込むだけの臓器という扱いだったのです。しかし現在では、脂肪細胞はたくさんのホルモンを出していることがわかってきました。
なかには、体に悪さをするホルモンも出ていますし、アディポネクチンのように体によいホルモンも分泌しているのです。脂肪は邪魔者どころか、じつに重要な役割を果たす臓器と考えられるようになっています。
そんな脂肪細胞が分泌する長生きホルモンであるアディポネクチンは、数値が低いからといって寿命が決まるというわけではありません。じつはアディポネクチンの量は、ちょっとした生活習慣を変えることや食生活を変えること、運動習慣をつけることでグッと上げることができるのです。
アディポネクチンが3週間でアップ
そして、できるだけ簡単で短期間でアディポネクチンを効率的に増やす方法が壁ネクチン体操です。壁にかかととお尻と背中と後頭部をぴったり付けた姿勢を3分間キープします。
加えて、壁から一足分離れて、右手で左側の壁、左手で右側の壁を交互にタッチするひねりの動きを30回繰り返します。最後にまた壁に背中をくっ付けて、両手を壁につけたまま3回上げ下げしたら終了です。
実際、増やす壁ネクチン体操をアディポネクチンの量が少なかった9人が実践。3週間が経過すると、9人中7人のアディポネクチンの数値がアップ。1人は変わらずで、残りの1人だけが減少していました。すなわち、3週間という短期間でも、簡便な体操でもアディポネクチンは増やすことができるのです。
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