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高藤直寿の柔道は途切れることのない連続攻撃

日本柔道は磨き抜かれた技で世界を制してきました。その伝統をつぐ男がいます。リオデジャネイロ五輪・60㎏代表である高藤直寿選手です。変幻自在を技を操り、この4年間、国際大会で10回の優勝。強さの秘密は途切れることのない連続攻撃です。『ミラクルボディ』で紹介されていました。



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高藤直寿の柔道は途切れることのない連続攻撃


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高藤直寿にマーカーを取り付けて分析

高藤直寿選手の体に特殊な塗料を塗ったマーカーを取り付け、32台の赤外線カメラでその動きを分析。すると、0.1秒先の敵の動きを読み、無限の技を繰り出す驚くべき能力が明らかになりました。

高藤選手本人も「どういふうに相手が動くかわかる。先に動ける感覚、相手の動きを察する感覚だけはほかの選手には絶対に負けない」と話します。高藤選手の連速技はどのように生み出されるのでしょうか。

さっそく、マーカーを付けた対戦相手と組み手を行います。すると足を払って相手のバランスを崩し、体が流れる方向へ先回りをして技を決めました。まさに流れの先を読んだ連続技です。


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高藤直寿はひらめきながら体を動かす

技を決められた選手も「1つめの技を耐えたら、もう次の技が用意されている印象」と証言。「耐えるために重心を置くと、その体勢に弱い技を次にかけられる」と振り返っていました。

当の高藤直寿選手は、どのように連続技を繰り出しているのでしょう。「自分のイメージでは頭の中に引き出しがいっぱい用意している」と話します。すなわち、頭の中の引き出しから次々と技を引き出すというのです。

「ばあっと開けて『これいけない』『これいけない』『これいけない』で『これいける』を1個見つけて…という作業をその瞬間に行っている」と話します。「頭の中でぱっとひらめきながら体を動かしている感じ」なのでした。

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