老眼を改善するなら「中」の老眼鏡で遠くを見る
シニア世代になると必ず出てくる目の症状が老眼。近くの文字が見にくくなってきたら要注意です。そこで、老眼を改善する簡単な方法を紹介しましょう。それが1日5分「中」の老眼鏡をかけて遠くを見ることなのです。『ジョブチューン』で紹介されていました。

老眼改善には毛様体筋の疲労回復
老眼というのは、ピントを合わせる筋肉が老化や疲れて凝り固まっておこるもの。ここで老眼鏡をかけて遠くを見ると、ピントを合わせる能力を1回リセットしてくれるので老眼の改善に効果的なのです。
ピントを調整する筋肉は、目の水晶体を支えている毛様体筋。近くを見るときは毛様体筋がギュッと縮んで、水晶体が厚くなっています。遠くを見るときには、毛様体筋がピーンと張って水晶体が薄くなっているというわけです。
ここで老眼鏡をかけて遠くを見ると、毛様体筋がピーンと張るのでもなくギュッとするのでもない、リラックスした状態になります。これにより、疲労が回復されて老眼が改善するのです。
老眼改善に「中」の老眼鏡を購入
実際、老眼鏡をかけて遠くのものを見ようとすると何も見えません。この何も見えない状態こそがリラックスするには重要。見えないので、目がピントを合わせるのをあきらめてしまうからです。
老眼鏡は一般的に「弱・中・強」の3種類があります。そのうち「中」のボヤケ具合が老眼改善にはもっとも効果的。ふだん「中」以外の老眼鏡を使っている人や、強度がわからない人は100円ショップで「中」の老眼鏡を購入するとよいでしょう。
100円ショップによっては「1・2・3」となっている場合もあります。そういったときは「2」を選べばよいでしょう。その老眼鏡を使って1日5分間、1m以上遠くをボーっと見るだけで老眼改善できるのです。
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