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1回10秒!老眼を予防する目のエクササイズ

40歳を過ぎるあたりから気になるのが老眼。近くのものが見えにくくなってくる現象です。じつはこの老眼、初期であればその進行を遅らせることが可能なのをご存じですか? 1回10秒でOKの老眼を予防するための目の血行をよくするエクササイズを紹介しましょう。



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1回10秒!老眼を予防する目のエクササイズ


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老眼の予防には意識的に目を動かす

加齢とともに目の老化は進行しますすが、初期の老眼であればその進行を遅らせることが可能です。老眼を遅らせることで、白内障や緑内障といった目の成人病の予防にもなるといわれています。

目の健康を保つために重要となるのが毛様体です。毛様体は、水晶体のまわりにある筋肉を含んだ組織のこと。遠くの景色を眺めたり近くのものを凝視したりするときに、水晶体の厚みを変えてピントを調節する役割があります。

毛様体は年齢とともにその働きはだんだんと衰えるもの。老眼鏡が手放せなくなるとピント調節もあまり行わなくなり、毛様体が自らの働きを止めてしまいます。

衰えを加速させないためにも、意識的に目を動かす努力をすることが大切です。これにより目の血行が促され、老眼の予防となることが期待できます。そこで、目の血行をよくするエクササイズを紹介しましょう。


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老眼を予防する10秒エクササイズ

目の前、約15cmのところに人差し指を立てます。眼鏡やコンタクトレンズは装着したままでOKです。ただし、老眼鏡は外して行ってください。まずこの指先にピントを合わせます。

次に、指先の向こう側のできるだけ遠くのものにピントを合わせるのです。そして、再び指先にピントを合わせます。この焦点の移動を1秒ごとに繰り返すのです。1往復を2秒で行って5往復を1セットとします。

1セットわずか10秒でエクササイズできます。これを1日10セット行うようにすればよいでしょう。毛様体は目の心臓ともいうべき大事な組織です。目の血行をよくするエクササイズを行って、目の健康維持に役立てましょう。

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