ダニアレルギーの原因はソファよりも布団にある
ダニに悩む家庭はたくさんあります。群馬県のある家族は、母親が中学生のころからダニアレルギー。このため人一倍、ダニアレルギーに気を使ってきました。しかし最近、長男がダニアレルギーと診断されてしまったのです。『ためしてガッテン』で紹介されていました。
ダニアレルギーと診断された
ダニアレルギーを防ぐため、まずは布団は週に一度は布団カバーや枕カバーを外して、タオルケットと一緒に丸洗い。さらに、敷き布団は日光によく当ててよく干します。
ソファも念入りです。掃除機を念入りにかけるだけでなく、ダニ除けスプレーも噴射。フローリングは掃除機とワイパーの両方を使ってきれいにしています。
ところが最近、とてもショッキングなことがおこりました。長男がダニアレルギーと診断されてしまったのです。寝ているときに鼻が詰まっていたり、朝起きたときも鼻水が垂れているので心配はしていました。
これだけダニアレルギーに注意している家のいったいどこにダニがいるのでしょうか? そこで、1億匹のダニを飼育しているダニ研究のプロに徹底的にチェックしてもらいました。
ダニアレルギーの原因は布団
まず専門家が目をつけたのはソファ。ダニは布が大好きなので、クッションの下などにいそうだというのです。さっそく特殊なカメラでチェックしてみると、ダニの死骸がたくさん見つかりました。
ここから本格的な調査の開始。家じゅうのダニのいそうな場所を掃除機で吸い取って、1平方メートルあたりのダニの正確な数を調べていきます。すると、ある場所から予想を超えるダニが見つかったのです。
1平方メートル当たりのダニの数は、フローリングが4匹、ソファが84匹、畳が59匹、テレビの裏が6匹、そして布団が108匹でした。このため、ダニアレルギーの原因は布団にあると考えられるのです。
■「ダニ」おすすめ記事
ダニ対策は乾燥機で50度以上にするのが正解
布団のダニは掃除機を片面40秒かけて取り除く
ダニアレルギーを根本的に治す「舌下免疫療法」
■「アレルギー」おすすめ記事
ペットの細菌がアレルギーの発症を妨げる!?
金属アレルギーの恐怖!歯の詰め物が口の中で溶け出している
蓄膿症=慢性副鼻腔炎!アレルギー性鼻炎も原因になる
金属アレルギーの症状はある日突然現われる
金属アレルギーがネックレスだけで発症する理由
金属アレルギーはピアスの穴を開けるときに発症
遅延型アレルギーが体調不良の原因かもしれない