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腓骨筋トレーニングで21年ぶりの大学日本一!

2014年、大学日本一に輝いた日本体育大学女子バレーボール部。29回の最多優勝記録を持つ名門校です。ところがこのチーム、20年以上も優勝から遠ざかっていました。見事に復活した秘密は腓骨筋トレーニングになります。『ためしてガッテン』で紹介されていました。



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腓骨筋トレーニングで21年ぶりの大学日本一!


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腓骨筋トレーニングのポイント

そもそも低迷していた理由は、レギュラーメンバーが捻挫の影響などで試合に出られないことがたびたびあったため。それが腓骨筋トレーニングによって捻挫が激減。主力選手が欠けることなく大活躍して、優勝を果たしたのでした。

腓骨筋トレーニングのポイントは腓骨筋群を鍛えること。腓骨筋群とは、足の裏からくるぶしの後ろを通って骨とつながっている筋肉です。

捻挫が発生して、2~3日は安静にするというのは従来までの治療法と変わりありません。しかし、そのあと2週間は、なるべく動かさない期間を設定。この間にコラーゲンが増えます。


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腓骨筋トレーニングで靭帯再生

そして、そのあと4週間の腓骨筋トレーニングして靭帯を再生させるのです。腓骨筋トレーニングは、親指にゴムを引っかけて手前に引っ張りながら、親指を向こう側へ動かすというもの。これが1つめです。

もう1つの腓骨筋トレーニングが、かかと上げ。ポイントは重心をしっかり足指全体に乗せることにあります。こうすることで、腓骨筋群を鍛えられるのです。

腓骨筋群をトレーニングしていると、同時に前距腓靭帯にも力が加わります。すると、前距腓靭帯の中にあるコラーゲンの質が変わって、太くて丈夫な靭帯の再生を促進するのです

しかも、腓骨筋トレーニングを鍛えることによって足首が安定。前距腓靭帯がきちんと治っていなくても、捻挫を予防することができるのです。

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