ハムエッグ納豆定食(並盛)は、ハムエッグと納豆をメインにした朝食向けの定食メニューです。一食あたりの塩分量は2.7gと、成人の1日の推奨塩分摂取量(男性7.5g未満、女性6.5g未満)の約35%を占めています。 この塩分はハムの塩味、納豆のタレ、味噌汁、漬物などから来ています。ハムは加工肉製品で、保存と風味付けのために塩分が加えられています。また、納豆に付属するタレにも塩分が含まれています。 栄養学的には、塩分(ナトリウム)は体内の水分バランスの調整や神経伝達など、重要な生理機能を担っています。一方で、過剰摂取は高血圧や心臓病、腎臓病などのリスク要因となることが知られています。 ハムエッグ納豆定食(並盛)の塩分量は他の定食メニューと比較して比較的少なめで、健康に配慮した選択と言えます。さらに塩分摂取を抑えるには、納豆のタレを全て使わずに少し残す、味噌汁(塩分1.3g程度)は半分ほど残す、漬物(塩分1.1g程度)も少し残すなどの工夫が効果的です。 ハムエッグには良質なタンパク質やビタミンB群が含まれており、納豆には良質な植物性タンパク質やビタミンK、食物繊維が豊富に含まれています。これらの栄養素は健康維持や腸内環境の改善などに役立つとされており、朝食としては栄養バランスの良い選択と言えます。食事後には水分をしっかり摂ることで、余分な塩分を排出する助けとなります。朝食で塩分を多く摂取した場合は、昼食と夕食では塩分を控えめにするなど、1日の総塩分摂取量に注意しましょう。