吉野家のから牛(アタマの大盛)の塩分解説
から牛(アタマの大盛)は、牛丼の上にサクサクのから揚げをトッピングした、並盛より少し大きめのサイズのメニューです。一食あたりの塩分量は3.2gと、成人の1日の推奨塩分摂取量(男性7.5g未満、女性6.5g未満)の約40%を占めています。
この塩分は牛丼のタレとから揚げの下味・衣に含まれる塩分に由来しています。「アタマの大盛」サイズはご飯の量が並盛より多くなり、それに伴い牛肉とから揚げの量も増えるため、塩分量も増加します。
栄養学的には、塩分(ナトリウム)は体内の水分バランスの調整や神経伝達など、重要な生理機能を担っています。一方で、過剰摂取は高血圧や心臓病、腎臓病などのリスク要因となることが知られています。
から牛(アタマの大盛)の塩分量は決して少なくはありませんが、いくつかの工夫で塩分摂取を抑えることができます。例えば、タレを全て飲み干さず少し残す、から揚げのソースを控えめにするなどの工夫が効果的です。
牛肉には良質なタンパク質や鉄分、亜鉛などのミネラルが、鶏肉にはタンパク質やビタミンB6などの栄養素が豊富に含まれています。ただし、揚げ物と牛肉を一度に摂取することで脂質が多くなるため、バランスを考えて摂取することが望ましいでしょう。食事後には水分をしっかり摂ることで、余分な塩分を排出する助けとなります。塩分摂取量が多めのメニューなので、その日の他の食事では塩分を控えめにするなど、1日の総塩分摂取量に注意しましょう。
栄養成分表示
エネルギー | 1,116.0kcal |
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タンパク質 | 39.2g |
脂質 | 55.5g |
糖質 | 未入力 |
食物繊維 | 未入力 |
炭水化物 | 114.7g |
食塩相当量 | 3.2g |