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ペインクリニックの麻酔はその場しのぎではない

いま世間で話題沸騰中の外来が「ペインクリニック」です。書店をのぞいてみれば、ペインクリニックの関連書籍がいっぱい。なかでも「肩こり」を治療するペインクリニックが注目されています。ペインクリニックとは何かを見ていきましょう。『スゴ腕の専門外来SP』で紹介されていました。



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ペインクリニックの麻酔はその場しのぎではない


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ペインクリニックで悪循環を断ち切る

そもそも肩こりとは、肩の筋肉の血行が悪くなって乳酸などの疲労物質が蓄積。その結果、筋肉がこわばって痛みを感じてしまう症状です。

肩こりが厄介なのは、痛みの悪循環にあります。痛みを感じると一層、筋肉がこわばるため、さらに痛みが増して肩こりが悪化するという悪循環がおきてしまうのです。

そこで、まず痛みを取り除くことで悪循環を断ち切るのが「ペインクリニック」の治療法です。実際には、どのようにして痛みを取り除くのでしょうか。ペインクリニックの治療現場を見てみましょう。


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ペインクリニックで肩こりを解消する

ペインクリニックでは神経ブロック注射を行っていました。これは患部に麻酔薬を注射して、痛みを感じる神経の情報をブロックするもの。注射をされた患者に聞くと、注射だけでだいぶ楽になったといいます。

とはいえ、麻酔というとその場しのぎのイメージが強いもの。しかし、ペインクリニックのこの神経ブロック注射には、痛みを一時的にとるだけではない重要な効果があるのです。

麻酔で痛みがなくなったことで、いままで痛くて動かせなかった筋肉が動かせるようになります。すると、こわばっていた筋肉がほぐれ血流がよくなって、痛みとコリの悪循環を断ち切れるのです。

つまり、ペインクリニックの神経ブロック注射は痛みを抑えるだけが目的ではありません。痛みの悪循環を断ち切って、肩こりそのものを解消してくれるのです。

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