腕の重さが原因?「肩こり」がおこる仕組み
街行く人に聞いてみると、多くの女性がひどい「肩こり」に悩まされていました。しかし、ほとんどの人が病院へは行かず、自己流の対処法で済ませています。そもそも「肩こり」はどうしておこるのでしょうか? 1月30日放送『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。
片腕の重さは体重のおよそ12分の1
多くの女性が悩みを抱えている「肩こり」。厚生労働省の調べによると「女性が訴える体の不調」の第1位が「肩こり」なのです。ちなみに、2位は「腰痛」、3位は「関節痛」でした。
ヒトの構造上、腕はぜんぶ体からぶら下がっています。それを筋肉で支えているわけです。このため、ただ立っているだけでも常に腕を支えるために、筋肉は緊張しなければなりません。
片腕の重さは、体重のおよそ「12分の1」です。体重50kgの人なら、腕の重さだけで4kg以上ということになります。
肩の筋肉が酷使されて肩こりになる
そして、その腕の重さを肩の筋肉だけで支えているのです。つまり、人間は運動などしていなくても、起きているだけで肩の筋肉を酷使していることになります。
それにより疲労がたまっていくと、肩の筋肉が硬直。血管を圧迫して血流を悪くします。そして、血流の悪さから老廃物が溜まり、痛みの元を作り出すのです。
さらに、その痛みが刺激となって筋肉が硬直。その結果、ますます血流が悪くなり…という悪循環が、一般的な肩こりの原因なのです。
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