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がん予防なら標準体重より「ちょい重い」がイイ

がん予防にはこうすれば防げるという明確な方法は存在しません。しかし、生活習慣を改善してリスクを下げるがん予防は可能です。そして、その生活習慣には5つのポイントがあるのです。『主治医が見つかる診療所』の「最新!がんのリスクを下げる方法SP」で紹介されていました。



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がん予防なら標準体重より「ちょい重い」がイイ


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リスクを下げるがん予防の5ポイント

リスクを下げるがん予防のポイントとは「禁煙・節酒・減塩・運動・体重」の5つです。この5つの生活習慣を3つ実践すると、がんのリスクはおよそ7割に減少。5つすべて実践すると、およそ半分になるのです。

とはいえ、この5つのポイントはがん予防に限らず、ほとんどの病気の予防に当てはまること。つまりは、がんも含めての病気になりにくい体質になることが大切なのです。

ちなみに、禁煙を10~15年続けると喉頭がんの発症リスクは、喫煙を続けた場合と比べて60%も減少。しかも、何歳で禁煙を始めても、ある程度の効果があるといいます。


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がん予防には標準体重よりちょい重い

がん予防の節酒については「日本酒1合」「ワインボトル1/3」「ビール大瓶1本」「ウイスキーダブル1杯」までが、1日で飲むお酒の量の目安。減塩は1日の塩分摂取量を、男性は9g未満、女性は7.5g未満に抑えます。運動は1日1時間程度は歩き、週に一度は30分程度のランニングをするのが理想です。

そしてがん予防の体重は、中高年期の男性でBMIが21~27、女性で19~25になります。BMIの計算式は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」です。たとえば、身長155cmの女性の場合は、46~60kgが理想の体重となります。身長170cmの男性の場合は61~78kgです。

じつはがん予防には、標準体重より「ちょい重い」くらいが一番よいとか。国立がんセンターの提示でも、一番長生きするのは、BMI26だといいます。155cmの女性なら62kg、170cmの男性なら75kgがよいということです。

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