汗が臭いのは「悪い汗」をかいている証拠だった
汗が臭いのは「悪い汗」をかいている証拠。しかも、悪い汗をかく人は脂肪が燃えにくく、太りやすい体質の場合が多いといいます。汗が臭くなるメカニズムをを見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』の「代謝UPスペシャル決定版」で紹介されていました。
汗が臭いのは悪い汗をかいているから
まずは、自分が悪い汗をかいていないかチェックしましょう。以下の項目に1つでも当てはまることがあれば、悪い汗をかいている可能性があります。
【悪い汗チェック】
- かいた汗がベトベトする
- 大粒の汗をドッとかく
- 汗をなめるとしょっぱい
- 汗の臭いがくさい
- 汗をかくと疲れやすい
私たちの多くがかいているのは悪い汗。悪い汗には、代謝に必要なミネラルがいっぱい含まれて出てきています。このため、十分な代謝ができなくなってしまいます。悪い汗をかく原因は何なのでしょう?
汗が臭いのは汗腺のろ過機能の低下
私たちがふだんかいている汗を出しているのが、皮膚にある汗腺です。汗腺は血液中から水分やナトリウム、マグネシウムなどのミネラルを取り込んで汗として分泌。汗が蒸発すると体から気化熱が奪われて体温が下がります。
ただし、汗腺は取り込んだミネラルをそのまま放出していません。一度取り込んださまざまなミネラルは汗腺でろ過され、再び体内に吸収されているのです。吸収されたミネラルは代謝などに使われることになります。
悪い汗をかく原因の1つが、この「汗腺の機能低下」です。汗が臭いのは、汗腺のろ過機能が低下して、体に必要なミネラルまで出てしまうからです。
また悪い汗かく原因の2つめは「汗腺の休眠」です。汗腺は全身におよそ400万個ありますが、現代人は半分ほどしか使っていません。
多くの汗腺が休眠状態の場合、残りの少ない汗腺でたくさん汗を出そうとするため、一気に大量のミネラルが出てしまい「悪い汗」となってしまいます。結果として、汗が臭くなっていまうのです。
■主治医が見つかる診療所
【代謝UPスペシャル決定版】
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