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血糖値を下げるヒートショックプロテイン入浴

「ヒートショックプロテイン入浴」をご存じですか? 体をストレスなどから守ってくれるタンパク質を増やす入浴法です。そして、このヒートショックプロテインにはブドウ糖の取り込みを強化する働きがあります。このため血糖値を下げて糖尿病を改善することができるのです。



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ヒートショックプロテイン入浴が血糖値を下げる


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血糖値を下げるタンパク質とは

糖尿病の人も入浴法を少し工夫すれば、インスリンの危機を改善して血糖値を下げることができます。それが「ヒートショックプロテイン入浴」。ヒートショックプロテインとは、体内にあってストレスなどから体を守るタンパク質です。

インスリンの分泌が不足したり、インスリンの効きが悪くなると、血液中のブドウ糖が筋肉や肝臓にうまく取り込めなくなります。すると、血糖値が上がったままになってしまうのです。

じつはヒートショックプロテインには、筋肉や肝臓へのブドウ糖の取り込みを妨げる物質の活性化を抑える作用があります。すなわち、ヒートショックプロテインを増やせば、筋肉や肝臓へのブドウ糖の取り込みが強化。糖尿病の改善につながるのです。


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血糖値を下げる入浴のやり方

さっそく、血糖値を下げるヒートショックプロテイン入浴のやり方を紹介しましょう。簡単にいえば、ちょっと熱めの湯で体に熱を加えて保温することで、ヒートショックプロテインを増やします。

まずは、お風呂を42度に設定して沸かします。そして、湯温が40度なら20分、41度なら15分、42度なら10分、肩までしっかりつかるのです。なお、時間は入浴の合計なので、熱いときは途中で休んでもかまいません。入浴後の10分はしっかり保温。体の芯まで温めます。

ヒートショックプロテインは、入浴後の1~3日間がピーク。このため、この入浴法は週に2回行うのが基本です。熱いお湯が苦手な人は、40度のお湯からはじめるとよいでしょう。

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