口臭予防に効果がある「パタカラ体操」とは
中年になると男女を問わず気になってくるのが「口臭」です。これは唾液の分泌が低下して口の中が乾いてしまうため。そして、口臭予防に効果があるのが「パタカラ体操」です。『ホンマでっか!?TV』で取り上げられていました。パタカラ体操のやり方について、詳しく見ていきましょう。
パタカラ体操は口臭予防に効果あり
子どものころは唾液がたくさん出ています。赤ちゃんがよくよだれを流しているのがよい例です。じつは唾液には洗浄成分や殺菌成分が多く含まれていて、唾液によって口の中を洗浄しているのです。
すなわち唾液がたくさん出ることは、口内の衛生的にはとてもよい状態。これが自然に口臭を予防しています。
しかし、中年以降は唾液腺の分泌が低下してしまうため、どうしても「ドライマウス」といった乾く傾向になってきます。だから口の臭いが出やすくなってくるというわけ。そして、口臭予防に効果があるのが「パタカラ体操」です。
パタカラ体操が乾燥を防いで口臭予防
口臭予防に効くパタカラ体操は「パ」と「タ」と「カ」と「ラ」の音を、口を大きく開けて反復して発音するというもの。まずは、パ・パ・パ・パ…と「パ」16回、次にタ・タ・タ・タ…と「タ」を16回、続けて「カ」を16回、「ラ」を16回発音します。そして「パ・タ・カ・ラ」を4回発音したら、早口で「パタカラ」を4回発音するのです。
実際にパタカラ体操を試してみると、口の中に唾液が溜まってくるのがわかるはず。唾液腺が刺激されて、唾液が出てくるのです。
さらにパタカラ体操は、唾液が出るだけでなく「口輪筋」という口の周りを締める筋肉が使われて、口を閉じて口呼吸をさせない効果があります。これによって「鼻呼吸」させることで口を乾燥させるのを防ぎ、口臭の予防効果が高まるのです。
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