悪玉コレステロールの元凶は「飽和脂肪酸」
私たちの体の中にある「悪玉コレステロール」のうち、食事から吸収されるのは「2~3割」に過ぎません。およそ「7~8割」は肝臓で生成されるています。そして、悪玉コレステロールを減らすために注意しなければならないのは、肝臓でのコレステロール生成を促す食品なのです。4月21日放送『主治医が見つかる診療所』の「脳卒中&心臓病を防げ!コレステロールの新常識」で紹介されていました。
悪玉コレステロールで気をつけなければならないのが、肝臓で生成されるコレステロール。そして、摂取すると肝臓でのコレステロール生成を促進してしまう食品があるのです。
それが「飽和脂肪酸」。飽和脂肪酸とは、一般的に溶ける温度が高く常温では固体の脂のことです。摂りすぎると、動脈硬化をおこしやすくなるといわれています。じつはこの脂が、肝臓で作り出されるコレステロールの材料になっているのです。
飽和脂肪酸を含むコレステロール値を上げる食品としては、まず「脂身の多い肉」があります。脂身には飽和脂肪酸がたっぷりと含まれているのです。バターやチーズなどの「乳脂肪分」にも飽和脂肪酸が多く、コレステロールを増やします。そのほか「即席麺」や「ポテトチップ」、さらには「チョコレート」にも飽和脂肪酸がたくさん含まれます。
つまり、これらの食品を多く摂ると、コレステロールを多く含む食品を摂るより、悪玉コレステロールの値が上がりやすいということ。すなわち飽和脂肪酸を多く含む食品をたくさん摂ると、悪玉コレステロール値が上がりやすいのです。
■4月21日放送『主治医が見つかる診療所』
【脳卒中&心臓病を防げ!コレステロールの新常識】
正常なコレステロール値でも「心筋梗塞」に
コレステロールに悪玉・善玉は存在しない!?
コレステロールの過剰供給が動脈硬化の原因
危険!低コレステロールは「脳出血」を招く
コレステロール食品の影響は「2~3割」だけ!
悪玉コレステロールの元凶は「飽和脂肪酸」
これが「悪玉コレステロール」を減らす食品
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