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軽度認知障害を予防するコグニサイズのやり方

「MCI」とは軽度の認知障害のこと。軽度認知障害の状態で何の対策もせずに放置すると、4年以内に約半数が認知症になる可能性があるという報告もあります。そこで、軽度認知障害を簡単にチェックする方法と、認知症を予防する方法を紹介します。『今でしょ!講座』で紹介されていました。



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軽度認知障害を予防するコグニサイズのやり方


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軽度認知障害をスマヌ法でチェック

軽度認知障害とは、認知機能は少し低下しているが、日常生活には支障がない状態を意味します。軽度認知障害は早めに対策を行うことが重要です。そんな軽度認知障害を家庭で簡単にチェックする方法があります。それが「スマヌ法」です。

スマヌ法とは、カタカナの「ス・マ・ヌ」を背中で指に書いてもらい、何を書いたか当てるチェック法。じつは軽度認知障害の特徴として、皮膚などの感覚が鈍り、その情報が脳に届きにくくなることがあるためです。

このため似たような文字を書かれると、正しく判断できないことがあります。スマヌ法によるチェックはあくまで目安ですが、6回中3回以上間違えると軽度認知障害が疑われるレベルとなるのでした。


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軽度認知障害にはコグニサイズ

軽度認知障害が心配なら、自宅で簡単にできる認知症予防エクササイズを実践しましょう。それがコグニサイズと呼ばれるエクササイズ。認知を意味するコグニションと、運動を意味するエクササイズが合わさった造語です。

コグニサイズは体と頭を同時に使うことで、認知症予防により効果を発揮するというエクササイズ。たとえば、左右にステップをしながら、3の倍数で手を叩くといったものになります。コグニサイズはだいたい10分くらい続けるとよいでしょう。

実際にやってみると、意外に難しいもの。うまくできないという人も多いかもしれません。とはいえ、コグニサイズははじめのうちはうまくできなくても問題なし。逆にうまく行かないほうが、脳の神経細胞には負荷がかかって脳トレにはなっているからです。

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