臭い玉を予防する「カチカチ・ベロベロ体操」
臭い玉が原因となって引き起こされる口臭は、臭い玉ができないようにすれば治るということです。そこで、臭い玉をできないようにする予防法を紹介しましょう。臭い玉ができるのを防ぐには、24時間常に出続けている安静時唾液がポイントです。『その原因、Xにあり』で紹介されていました。
臭い玉を予防は安静時唾液を増やす
安静時唾液を増やして臭い玉を予防する体操が「カチカチ・ベロベロ体操」。働きが弱った唾液腺を活発にする体操になります。唾液腺とは舌の下にある舌下腺、耳の下にある耳下腺、あごの下にある顎下腺の3つの唾液の工場です。
カチカチ・ベロベロ体操で唾液腺を刺激すると、常に唾液が出るようになるといいます。まず口を大きく開けて、カチカチと噛うこと36回。この動きで耳下腺と顎下腺を活性化します。
次に、舌を口の外に出して右に12回、左に12回グルグル回すのです。これで舌下腺と顎下腺を活性化します。なるべく舌を動かすアクションは大きくしたほうが効果的でしょう。
臭い玉だけでなく感染も予防する
最後に、口の中に溜まった唾液をごっくんと飲みます。これで扁桃の汚れを洗い流せるというわけです。起床後と昼食後、就寝前の1日3回取り組むと、臭い玉を予防することができるでしょう。
また、唾液の分泌はインフルエンザなどの感染の予防にも効果があります。自分の唾液を常に分泌するように、心がけることは臭い玉の予防だけでなく、さまざまな効果が期待できるのです。
なお、臭い玉が溜まってしまった場合は、自部咽喉科で洗浄・吸引してもらうようにしましょう。自分で臭い玉を綿棒で取ろうとすると、扁桃を傷つける可能性があるので危険です。
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