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冷えとりエクササイズで内臓脂肪レベルが減少

下半身太りに悩んでいる人の子宮動脈を超音波エコーで検査してみると、グラフの山に途切れている部分が見つかりました。これは山が途切れている瞬間、子宮への血流が止まっていることを表しています。この子宮冷えが下半身太りの原因です。そんなときは冷えとりエクササイズが効果的です。



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冷えとりエクササイズで内臓脂肪レベルが減少


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冷えとりエクササイズは1日3分

子宮冷えによる下半身太りを解消する方法が、1日3分でできる「冷えとりエクササイズ」です。冷えとりエクササイズは、子宮を中心としたお腹まわり、お尻と太もも、ひざ下からつま先まで、下半身を3つに分けて行います。

まずは「フラミンゴ」。足を肩幅に開いて立ったら、腕を左右に伸ばします。この体勢から左足をひざまで上げながら、体を左側にねじるのです。ねじったら足を下しながら正面に戻します。左右5回ずつ2セット行ってください。

続いて「スケーターキック」です。椅子の背もたれに手を置いて足を肩幅に開いたら準備完了。軽く屈伸したあと、片足を後ろに蹴るのです。同じように反対側の足も行います。左右で1回として30回行うのが目安です。

最後は「モグラたたきスクワット」です。足を肩幅に開いて立ったら、両手を頭の上で組みます。軽く屈伸した後、かかとを上げて背伸び。そして、かかとをゆっくり下ろすのです。この動きを10回行います。

内臓脂肪レベルの落とし方


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冷えとりエクササイズを検証

下半身太りに悩む26歳と36歳と39歳の3名の女性に、冷えとりエクササイズを実践してもらってその効果を検証してみました。冷えとりエクササイズは朝晩2回行って、3週間継続してもらいます。

実際に冷えとりエクササイズをやってもらうと、下腹部がポカポカしてくるといいます。動きはそんなに激しくないものの、大量の汗も出てきていました。3分という短いエクササイズでも十分な効果が出ていることがわかります。

そして3週間後、26歳の女性は内臓脂肪の数値が「148.0」から「111.6」に改善していました。なんと4分の1も減っていたのです。しかも、太ももやふくらはぎの皮下脂肪も減少しています。30代の女性2人も同様に、お腹の内臓脂肪レベルが大幅減少していました。

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