ゆる体操で横隔膜を上下させると内臓疲労が回復
ゆる体操で内臓疲労を回復するやり方を具体的に紹介しましょう。ゆる体操のやり方は、息を吐き続けながらペコ~ポコ~といいながら、お腹をへこませたり膨らませたりを繰り返すというもの。これで横隔膜が上下するのです。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
ペコーポコーというゆる体操
ゆる体操で内臓疲労を回復させるには、息を吸ったらペコーポコーといいながら息を吐き切る体操を行います。ペコーポコーの最中には息は吸いません。一度息を吸ったらあとは吐いていくだけ。すべて吐き切るまでは吸わないのです。
体の中に1本の線が伸びるかのように椅子に座ったら準備完了。息を大きく吸ったら「ペコー」と口に出してお腹をへこませます。2秒ほどたったら「ポコー」と声を出して、今度はお腹をふくらませるのです。
2秒ほどで今度は「ペコー」とお腹をへこませ、また2秒ほどで「ポコー」とお腹をふくらませます。そして2秒ほどで「ペコー」とお腹をへこませたら、さらに手を使ってお腹をへこませながら息を吐き切るのです。
ゆる体操は掛け声に秘密がある
息を吐き切ったら、また息を大きくすって「ペコー」から繰り返してください。ゆる体操は息をすべて吐き切るまでを1セットとして、1日3セット程度行うだけでOK。実際にやってみると、体中を血が巡っていく印象。汗がジワーッと出てきます。
このゆる体操は「ペコー」「ポコー」という掛け声にも秘密があります。というのも、内臓をゆるめるには笑っているようなリラックスした状態が理想です。がんばってやる過ぎると、交感神経優位になってしまいます。
だからこそ、あえて笑ってできるような言葉を口に出すというわけ。これで横隔膜を動かして内臓の血流を改善し、内臓疲労を回復させます。最近、疲れ気味という人はぜひゆる体操を試してみましょう。
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