ゆる体操は全国各地で600万人が実践している
医療関係者のあいだでもたいへん注目されているのが「ゆる体操」です。ゆる体操は、数ある運動や体操の中でもとりわけ効果が高くて、しかもいくつになっても手軽に行うことができます。ゆる体操を詳しく見ていきましょう。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
ゆる体操は内臓の疲労回復に効果
さまざまな運動法や体操法があるなか、内臓疲労の回復に効果があるのが「ゆる体操」です。ゆる体操を実際に治療に取り入れている病院があります。そこは奈良県奈良市にある整形外科でした。
たしかに、そこには診療開始前から行列ができています。これほど人気の病院で行われているゆる体操とはどんなものなのでしょう? 来院している患者さんに聞いてみると、口々に「筋肉が柔らかくなる体操」と話しています。
ゆる体操は内臓の疲労回復に効果を発揮する体操。たしかに、病院内を見ると腰や足をゆるゆるしている姿を見かけます。じつはこの動きに、ゆる体操の効果の秘密があるのです。
ゆる体操は600万人が実践している
ゆる体操は、全身の固まってしまっているいろいろな筋肉を解きほぐれるようにゆるめていくもの。リハビリの一環としてトレーニングできるような体制になっています。
内臓疲労の大きな原因が、内臓を構成している筋肉が固まり動きが悪くなっていること。その固まった内臓をゆる体操は動かすことができるのです。
ゆる体操は、運動と健康の関係を研究してきた運動科学総合研究所所長の高岡英夫さんが考案したもの。陸上競技の朝原宣治選手やサッカーの澤穂希選手などもかつて実践していました。いまでは全国で教室が開催され、約600万人がゆる体操を実践しています。
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