熱中症を予防するなら下半身に筋肉をつけるべし
熱中症を予防するには、体内水分量を増やしておくことが大切です。そのためには、水分のタンクとなる筋肉の量を増やすことが効果的。それでは、熱中症の予防にはどのように筋肉をつければよいのでしょう? 『ためしてガッテン』で取り上げられていました。
熱中症の予防にインターバル速歩
じつは下半身には筋肉の6割が集中しています。このため、熱中症の予防に筋肉をつけるなら、下半身を中心に鍛えると効率的です。そして、下半身を鍛えるならインターバル速歩がよいでしょう。
インターバル速歩は、普通の散歩の合間に3分間のややきつめの早歩きをする運動法。また普通に歩いたら、再び3分間のややきつめの早歩きをするだけです。5か月間で筋肉の力が50%もアップしました。
とはいえ、夏場に早歩きするのはちょっとハードルが高いもの。実際、気温が25度を超えている場合は、熱中症を予防するどころか、熱中症にもなりかねません。
熱中症予防で忘れてならない牛乳
そこで、室内でもできる簡単な熱中症予防のエクササイズを紹介しましょう。それが楽々スクワットです。机やイスなどにつかまって、少しきついと感じるくらいの回数のスクワットを行います。目安は10回。これを2セット行います。
もし10回できないとしたら、それはかなり筋肉量が少なくなっているということ。がんばって筋肉をつけて熱中症を予防する必要があります。なお、ひざが悪い人は無理をしないようにしてください。
そして、熱中症予防で忘れてならないのが、インターバル速歩も楽々スクワットも運動後30分以内に、コップ1杯分の牛乳を飲むこと。筋肉増量の手助けになります。
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