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呑気症は医療関係者の間でも認知度が低い病気

呑気症は、医療関係者の間でも認知度が低い病気です。呑気症の症状はゲップや胃腸の不快感として現れますが、実際に胃や腸を検査しても異常は見つかりません。このため、呑気症は原因不明とされる場合が多いのです。呑気症は歯科での治療が基本となります。



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呑気症は医療関係者の間でも認知度が低い病気


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呑気症は歯科での治療が基本

医療機関で呑気症と診断されることはあまりありません。ゲップの症状が気になって訪ねても、原因不明とされる場合も多いのです。呑気症は、日本人の4人に1人といわれる胃腸の不良の一因になっているとの見方もあります。

呑気症は、緊張や不安による不調は心療内科、歯のくいしばりは歯科、胃腸の不調は内科などと複数の診療科にまたがる症状が特徴です。とはいえ、呑気症は歯科での治療が基本となります。

呑気症は、医療関係者の間でも認知度が低い病気。本来は心療内科と歯科の連携が望ましいところですが、ほとんど実現していません。


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かみしめ・呑気症候群の治療

実際、慢性的な頭痛や胃の不快感にも悩まされ別の医療機関を受診したところ、呑気症と診断されるケースもあります。なかでも、噛みしめることが呑気症の原因となっている場合は「かみしめ・呑気症候群」と診断されます。

かみしめ・呑気症候群は、食いしばったり歯ぎしりしたりすると、顎や首の筋肉が唾液腺を刺激。唾液分泌が多くなり、飲み込む回数が増えるためにおこります。

かみしめ・呑気症候群の治療には、寝るときにマウスピースを装着して歯ぎしりの癖を減らすよう意識することが大切。合わせて、力みをなくすように努めることで改善することがあります。

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