四十肩・五十肩は「ぶらぶら体操」で治す!
「肩こり」の原因となるのが「肩甲骨のゆがみ」。そのゆがみ3タイプのうちの「ハの字タイプ」は「五十肩」の人に見られるタイプといえます。そのチェック方法と予防・改善のためのストレッチを見てみましょう。3月2日放送『駆け込みドクター!』の「肩こり解消法を大公開SP」で紹介されていました。
四十肩・五十肩は肩の老化現象
「ハの字タイプ」は、左右の肩甲骨の下側が外に開いてしまっているタイプです。これは肩の関節自体に問題がある場合が多く、五十肩・四十肩の症状を持つ人に多いといいます。腕を上げようとすると肩が痛かったり、シャツを着るときに方に痛みが走ったり…。
五十肩は骨と筋肉の結合部に傷がついて炎症をおこすこと。特徴は、怪我などの理由もなく突然、腕が上がらなくなったり、肩が痛みます。とくに、夜に症状が出る人が多いのです。
五十肩はその名のとおり、50歳くらいで発症する肩の老化現象。ちなみに、よく耳にする「四十肩」は五十肩と同じ疾患です。違いは、痛み始める年齢。最近では、30代での発症も増えています。
四十肩・五十肩を治すぶらぶら体操
この「ハの字タイプ」を予防するストレッチが「ぶらぶら体操」です。まずは肩の関節だけを動かす練習から。股関節から体を前かがみにして、片方ずつ腕を前後にブラブラと振ります。これだけで肩関節が伸び、内側の筋肉が収縮するのです。前後とも肩の可動域まで振るようにしましょう。この動きを覚えたら、いよいよ「ぶらぶら体操」です。
【五十肩を改善!ぶらぶら体操】
- 股関節から体を前かがみにする
- 両手を同時に前後に大きく振る
- 後ろには広背筋を使って強くひく
背中の真ん中に溝ができるようなイメージで行いましょう。腕を振るときには、腕が外側に開かないように注意してください。10回を1セットにして、朝と晩に行うようにしましょう。腕の動く範囲を少しずつ広げていくことがポイントになります。
■3月2日放送『駆け込みドクター!』
【肩こり解消法を大公開SP】
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