危険!起毛素材のガウンは炎が一気に広がる
家庭内の製品事故は寒い季節に多発します。家庭における不慮の事故の死亡者数は「年間15,343人」にも上るのです。そんな家庭内事故を回避するために、一番気をつけたいものは「火」の扱いです。1月20日放送『1分間の深イイ話』で放送されていました。
台所でポットを取ろうと手を伸ばした女性に突然、炎が体を伝っていきます。これはコンロの火がガウンに燃え移ったため。ガウンやバスローブなどの起毛素材は、ほかの素材よりも表面に空気を多く含んでいます。毛羽立った部分をつたって瞬時に燃えるのです。けっして、袖の広がった服では火に近づかないように注意しましょう。
冬におこった不思議な火事があります。火元は台所でも暖房器具でもタバコの不始末でもありません。誰もいない寝室でおきたのです。いったいどうやって、火の気のない場所で火がおこったのでしょうか?
原因は、水の入った「ペットボトル」。布団の上に置かれた飲みかけのペットボトルが、虫眼鏡のように光を集めて布団を燃やしたのです。
夏よりも太陽の位置が低くなる冬は、部屋の中まで日光が長く差し込みます。さらに空気が乾燥しているため、火の回りが早いので注意が必要です。外出時には、必ずカーテンを閉めるようにしましょう。
コタツの座椅子も要注意。座椅子から立って、何気なくコタツに押し込んでしまうと、コタツ布団がヒーター部分に押し付けられることに…。熱がこもることによって、30分後にはコタツは炎に包まれてしまいます。
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