キウイの栄養度はヨコでなくタテに押すとわかる

キウイの「最高の食べごろ」の見分け方をご存じですか？　ビタミンCが多く含まれるキウイは栄養豊富。しかも、熟したほうがビタミンCが多く含まれるのです。食べごろの栄養満点のキウイを食べましょう『ためしてガッテン』の「キウイの帝王が伝授」で紹介されていました。

キウイの食べごろの確認方法

キウイの食べごろの確認方法は、手で押すことです。たしかに、キウイの食べごろをどう確認するかというアンケートでは、8割方の人が「押す」と答えまていました。

たしかに、キウイの最高の食べごろを見分けるのに「押す」ことは合っています。しかし、じつは押し方に秘密があるのです。

熟れ具合を確認するとき、キウイのヨコの部分を片手でつかむように押す人が多いでしょう。しかし、正しい見分け方はキウイをタテに押して、熟れ具合を見るのです。

キウイは完全に熟すと、果肉である緑の部分は糖度が14度くらい。そして、真ん中の白いところは16度まで上がります。白いところは、もともとでんぷんが多いため、熟すと糖度が高くなるのです。

しかも一番最後にやわらかくなるのが、この部分。つまり、この白い部分がやわらかくなったら、キウイは食べごろで栄養満点ということです。

この白い部分が完全に熟したかどうかを調べるとき、キウイをヨコから押しても果肉が邪魔をしてわかりません。そこでキウイをタテに押すことで、白い部分の完熟度が調べられるというわけ。これで栄養度が調べられるのです。