よく眠れる方法のポイントは寝る90分前の入浴
世の中には、数多くのよく眠れる方法が流布しています。とはいえ、よく眠れる方法の基本メソッドは朝にしっかり目覚めることと、夜にスムーズに寝付くこと。よく眠れる方法は、この基本メソッドを強化するためにあるといってもよいでしょう。『今でしょ!講座』で紹介されていました。
よく眠れる方法は朝の眠気を抑える
よく眠れる方法の1つめのポイントは、ベッドから出たらまず最初に太陽光を浴びること。起きているのに寝ているのと変わらない状態だと、体内時計がずれてしまって、夜に眠れなくなってしまいます。
このため、起きているときはあえて覚醒状態にすることが重要なのです。太陽の光は15~20秒ほど浴びれば効果があります。太陽光には睡眠を促進ホルモンであるメラトニンを抑えたり、体内時計をリセットする効果があるのです。
よく眠れる方法の2つめのポイントは、朝起きたら手を洗うこと。手足を冷やすことで眠気を抑えることができるからです。
眠くて仕方がない人に対して、いろいろな部分を温めたり冷やしたりした実験があります。その結果、わかったことが体の中の温度を低くすると眠りやすくなることと。そのためには、手足を温めて熱を放散させることよいとわかりました。
そして、逆に手足を冷やすと眠気がとれるという結果が出ています。ここで、夜の睡眠の質を上げるために、朝の眠気は押さえておくことが重要。このため、朝起きたら手足を冷やすことが睡眠の質を上げることにつながるのです。
よく眠れる方法は寝つきがよくなる
よく眠れる方法の3つめのポイントは、夕方に散歩をすること。夕方にあまり疲れないような軽い運動をすると、体温が上がります。その後、体温が下がっていくので、そのときに入眠すると寝つきがよくなるのです。
あまり激しい運動をすると、脳が興奮してしまうので逆効果。適度な運動をしてリラックスすれば寝つきがよくなります。夕方に15分ほどの散歩で軽く運動すると、夜に体が休む状態になりやすいのです。
よく眠れる方法の4つめのポイントは、寝る90分前に入浴すること。この眠る90分前の入浴こそが、ぐっすり眠るために欠かせない大きなポイントです。実際に40度のお風呂に15分入浴すると、体温は0.5度ほど上がります。
ここで体温が急に上がると、深部体温は大きく下がろうとする性質があるのです。ここで上がった体温が元に戻るまでにかかる時間が90分。ここから、さらに体温が下がっていきます。だから寝る90分前に入浴するわけです。
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