筋膜はがしのツボを押すことで肩こりが解消する
肩こりを解消するツボは首や肩や背中にあるわけではありません。というのも、筋膜の癒着が肩こりの原因になっているからです。じつは筋膜はがしのツボがあるのは鎖骨の下。そこにテニスボールを当てて、手の平でボールを転がせば肩こりを解消することができるのです。
筋膜の癒着で肩こりが発生する
筋膜は筋肉を覆っている薄い膜。全身の筋肉はこの筋膜でつながっていて、動作の連動性を生んでいます。筋膜だけを体の中に残したとしても、体の形がしっかりと作られるほどです。
じつはこの筋膜が癒着してしまうことで肩こりはおこっています。筋膜は筋肉の使いすぎや運動不足、長時間同じ姿勢で過ごすことで、筋肉に癒着してしまうのです。
筋膜の癒着は筋肉の連動を阻害して、動きにくい体になってしまいます。いわば、皮膚の下にスキニージーンズをはいているようなものです。これが筋膜の癒着で肩こりが発生するメカニズムです。
筋膜はがしで肩こりを解消する
このため、肩こりを解消するには癒着した筋膜と筋肉を引きはがす「筋膜はがし」が必要になります。そして、その筋膜はがしに有効なのがツボをマッサージすることなのです。
筋膜はがしのツボがあるのは鎖骨の下あたり。鎖骨の斜め下にある、押すと痛みを感じる箇所になります。この筋膜はがしのツボをマッサージするならテニスボールが効果的。ボールを当てて手の平で押しながら転がします。
筋膜はがしのツボのマッサージは押したときの痛みがやわらぐまで続けましょう。オフィスで座りながら、はたまた自宅でくつろぎながら、肩に重さを感じたら、筋膜はがしを試してみましょう。
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