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筋膜はがしは髪の分け目を変えることでもできる

筋膜は筋肉を覆っている膜。筋膜は筋肉全体を覆っているだけでなく、筋肉の中の筋線維1本1本も覆っています。さらに、筋膜は全身でつながっていて、まるで1つの筋肉をボディスーツのように私たちの体を覆っているのです。だからこそ、筋膜の癒着を解消する「筋膜はがし」が重要なのです。



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筋膜はがしは髪の分け目を変えることでもできる


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筋膜はがしで代謝が落ちるのを防止

筋膜は、筋肉を構成する筋線維1本1本だけでなく、筋肉全体を覆っています。ここで筋肉は基本的に関節間をつなぐもの。基本的に筋肉同士はバラバラに存在しています。

このバラバラの筋肉をボディスーツのように覆って、全身でつなげているのが筋膜。じつは筋膜だけを体の中に残したとしても、体の形がしっかりと残るといわれています。筋膜は第二の骨格ともいわれるべき組織です。

このため、一部の筋膜がこわばったり癒着したりすると、ほかの部分の筋肉の動きが悪化。代謝が落ちて太りやすくなります。これを防止するのが「筋膜はがし」というわけです。


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筋膜はがしは足を組み替えるだけ

筋膜のこわばりはふだんのクセでおきてしまいます。たとえば足を組むとき、ほとんどの人は同じ足を上にして組むはずです。このとき右足を上にする人は、ふだんから右側が見やすいという動きのクセが発生します。

一方で、左側はグッと首を回さないと見にくいはずです。こうしたクセによって筋膜がこわばった状態を、フラットな状態にするのが筋膜はがし。この場合、意識して足を組み替えるだけでも筋膜はがしが可能です。

女性の場合、髪の分け目で筋膜のこわばりがおきることもあります。髪が長い人は、髪の分け目のほうが視界を遮らないため、首を曲げやすい方向になりがち。意識して髪の分け目を変えることが、首の筋膜はがしにつながるのです。

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