ポータルは「Yahoo! APAN」で決まり
「ポータルサイト」とは、インターネットで利用できるさまざまなサービスをまとめて提供しているサイトのこと。検索機能を提供するだけでなく、ニュースや天気情報、テレビ番組表、乗換案内、ショッピングなどのサービスを、すぐに利用できるようにまとめられています。
ちなみに「ポータル」とは英語では「portal」と表記するもので「玄関」という意味。インターネットの入り口として機能するサイトを表します。ブラウザを立ち上げたときに最初のサイトとして登録されていることが多く、ポータルサイトを起点としてインターネットを楽しみます。
ポータルサイトとして、圧倒的な人気を誇っているのが「Yahoo!JAPAN(ヤフー・ジャパン)」、通称「ヤフー」です。パソコンからのインターネット利用者ではシェア率ほぼ9割の5000万人以上が利用しています。
2位は「Google(グーグル)」で、3600万人以上が利用。3位の「goo(グー)」は2700万人、4位の「MSN(エムエスエヌ)」が2300万人、5位の「@nifty(ニフティ)」が2500万人と続いています。
なお、携帯電話やスマートフォンの世界になると、このポータルサイトのシェアは変わってきます。
携帯電話の場合は、NTTドコモ/エーユー/ソフトバンクなどの「キャリア(携帯電話事業者)」がそれぞれがポータルサイトを提供。ユーザーがインターネットを利用しようとしたときに、選択の余地なくキャリアのポータルサイトを経由することになります。
NTTドコモでいえば「i」ボタンを押して表示される「iメニュー」、エーユーなら「EZ」ボタンで表示される「EZサービスメニュー」がそれぞれの携帯電話のポータルサイト。なお、ソフトバンクは「Y!」ボタンを押すと「Yahoo!JAPAN」が表示されます。