沖縄が「長寿県」から転落!その3つの理由
「長寿県」の代名詞だった「沖縄」。しかし、2013年の発表では女性が1位から3位に、男性が25位から30位に順位を下げたのです。沖縄県にどのような異変がおきているのでしょうか? 3月16日『駆け込みドクター!』の「都道府県別健康ランキング」で紹介されていました。
沖縄の人は揚げ物が大好き。その代表格が「サーターアンダギー」です。間食には魚やイモ、モズクを天ぷらにして食べる習慣があります。
じつは、人口10万人あたりのハンバーガーショップの店舗数は、沖縄が全国1位。若い人は週に2~3回、ハンバーガーを食べるといいます。
沖縄には電車がないため、終電を気にせず遅くまで飲む人が多いとか。外で飲む人も多く、人口10万人あたりの飲み屋店舗数も、沖縄は全国1位です。実際に居酒屋に足を運んでみると、そこには子どもの姿か多数。大人だけでなく、家族で楽しむ文化があるようです。
お酒好きが多いためか、アルコール性の肝疾患による死亡率は全国1位。全国平均のおよそ2倍となっています。
さらに、お酒のしめに向かうのは「ステーキ屋」。「飲んで仕上げにステーキ」という人が多いといいます。肉類の摂取量は全国1位。老若男女、お肉が大好きです。そのためか、肥満者の割合が全国で男女とも1位。男性は2人に1人が肥満です。
沖縄の長寿陥落の理由は「ハイカロリーな食事」、それに伴う「肥満」、そして夜遅くまで飲む「飲酒習慣」がその原因のようです。
じつは、70歳以上の平均寿命ではいまだ全国1位を誇っているのが沖縄。家庭の手料理で出された煮物は、塩を一切使っていませんでした。「だしを濃いめにすれば塩はいらない」といいます。実際、沖縄県はかつお節消費量が全国1位。全国平均の6倍の量になるほどです。
■3月16日放送『駆け込みドクター!』
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