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40代からの医療情報…現役看護師が監修

知ってた?加湿器を壁や窓際に置くのは厳禁

部屋の乾燥を防ぐ「加湿器」は、風邪の予防効果も期待できます。ただし、使い方を誤ると効果を発揮しないどころか、ほかの病気を引き起こす可能性もあります。1月5日放送『駆け込みドクター!』の「お医者さんに聞きたい40の事SP」で紹介されていました。



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空気中に漂うウイルスは、湿度が高いと床に落ちます。しかし、湿度が40%以下になると、空気中に漂う時間が長くなります。つまり、風邪予防のために加湿器を使うことは正解です。

ポイントは加湿器の「置き場所」です。壁や窓際は厳禁。結露ができ、カビや雑菌が発生してしまいます。加湿器は、部屋の中央付近に置きましょう。ただし、エアコンの熱風などが当たる場所は、加湿器のセンサーが誤って作動する場合があるので避けてください。

もう1つのポイントは、タンクの水を「注ぎ足して使わない」ことです。注ぎ足して使うと、タンクの中に雑菌が繁殖。その結果、室内を雑菌をばら撒くことになるのです。加湿器にともなう過敏性肺炎は「加湿器病」「加湿器肺」とも呼ばれるほど。加湿器内の雑菌が空気中にばら撒かれ、吸収する事で発症するといわれています。

こまめに掃除することも大切なポイントです。冬の時期は、部屋の湿度を50%前後に保つことを心がけましょう。

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