ビタミンDは食品では不足!1日30分は日光浴
感染症にかかった子どもが多くいる病院の待合室。当然そこには、ウイルスや病原菌がウヨウヨしています。感染症にかかった子どもに毎日接している小児科医は平気なのでしょうか? そのカギはビタミンDが握っています。『主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
ビタミンDは食品ならイワシやサケ
小児科の最前線で活躍する医師ならではの、非常に有効でそして手軽な方法免疫力アップの方法を紹介しましょう。
まず手軽に免疫力アップできる方法が「日光浴しながらの散歩」です。日光に当たると、皮膚の下で「ビタミンD」が作られます。これに免疫力をアップさせる力があるのです。
一般的に、骨を強くするビタミンとして知られている「ビタミンD」は、免疫力を高める効果もあります。ちなみに、ビタミンDを多く含む食品は、イワシやサケ、サンマなどの魚類。そして、シイタケやシメジなどのキノコ類です。
ビタミンDは食品だけでは足りない
しかし、食品だけでは足りません。体内のビタミンDの9割は、日に当たることによって作られます。20~30分歩くだけで、体内には十分なビタミンDが作られるのです。すなわち、体に必要なビタミンDのほとんどは体内で生成されるもの。20~30分の日光浴で、必要量が作れるのです。
冬は紫外線の量が少ないうえに肌の露出が減ります。体内でビタミンDが生成されやすいよう、冬でも半袖を着て散歩するなど、肌の露出は多めのほうがよいでしょう。
30分といのは連続で浴びる必要はありません。朝の通勤のときに10分浴びて、お昼休みに20分浴びて…という形でも十分です。合計時間でよいので、1日30分を目安に太陽を浴びるようにすることで、免疫力をアップさせられます。生活の中で無理なく取り入れて、なるべく毎日続けることが重要です。
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