炊き込みご飯が簡単!圧力鍋なら20分で完成
圧力鍋を使うと、絶品の炊き込みご飯が米を研いでから炊き上がるまでたった20分で完成します。炊き込みご飯が簡単にできるその驚きのテクニックを紹介しましょう。圧力鍋だからこそ炊き込みご飯が簡単にできる理由があったのです。『あさイチ』で取り上げられていました。

炊き込みご飯は簡単だけと味が薄い
炊き込みご飯は炊飯器でも作れる簡単な料理です。しかし、炊飯器で作るとどうしても味が薄いのが難点。じつは、まったく同じ材料・分量で炊飯器と圧力鍋で炊き込みご飯を作ってみると、圧力鍋のほうがモチモチとした食感で、味もしっかり付いているのです。
完成品を調べてみると、お米の粘りが3割も高くなっていました。このご飯の表面の粘りに調味液が付着。食べたときに粘り一緒に口の中にとどまる時間が長くなるために、味を濃く感じると考えられます。
お米は60度を超えると、表面が中にあるでんぷんにより崩れ、水が入り込んで粘りが出ます。通常、炊飯器だと100度までしか温度は上がりませんが、圧力鍋は120度まで上昇するのです。
炊き込みご飯が20分で簡単に作れた
でんぷんは温度が高いほど大きく崩れるので、圧力鍋で炊いたほうが水を多く吸収して粘りがたくさん出ます。つまり、圧力鍋で炊くだけで、味をしっかり感じる炊き込みご飯が簡単にできるのです。
さらに、圧力鍋のメリットは時短。お米を研いでから炊き上がるまでが驚くほど短くて済みます。じつは圧力鍋なら、水に浸さなくてOK。高温で炊くためだしを吸いやすくなるからです。
実際に「鶏肉とごぼうの炊き込みご飯」を作ってみましょう。お米2合を軽く水で研いだら、すぐに鍋に入れます。そこにだし汁400ml、しょうゆ大さじ1.5、酒大さじ1を投入。さらに鶏むね肉1/2枚、ごぼう1本、にんじん1/2本、油揚げ1枚の具材を加えたら、すぐにフタをして強火にかけるのです。
3分ほどで沸騰して圧力がかかったら、弱火で3分加圧。火を止めて15分放置して蒸らしたら完成です。お米を研いでから盛り付けるまで、炊飯器なら70分かかるところが、たった20分で炊き込みご飯が簡単に作れました。
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