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熟年再婚で多発する相続権を巡る骨肉の争い

熟年離婚ブームともいわれる昨今、そのウラ側で「熟年再婚」も急増しています。それとともに、再婚に関するトラブルも増加しているのです。なかでも、もっとも多いトラブルに「相続権を巡り骨肉の争い」があります。1月16日放送『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。



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夫の借金が原因で5年前に離婚をした女性は、お見合いパーティで知り合って交際を続けていた、20歳年上の男性からプロポーズを受けました。今度こそ幸せになると、結婚を決意。幸せな生活を送っていました。

そんな家庭に、夫の前妻の息子が尋ねてきたのです。そのままなら息子に行くはずだった遺産を、再婚によって遺産をすべて女性が相続すると夫が宣言したため。そこに不満を持った息子がキレたのです。

前妻と息子は、遺産を取り戻すために離婚を画策。それからというもの、たびたびかかってくる無言電話に、近所にまかれた誹謗中傷の書かれたビラ…。そして、ついに「とにかく逃げたい」の一心で、慰謝料もとらずに離婚したのでした。

この「遺産相続」は「熟年再婚」によってもっともおこりやすいトラブル。子どもによっては自分の取り分が減るという側面もありますが、元妻には一切渡らずに新妻に半分持っていく…という意味でよく思われません。また、元妻の差し金で子どもが動くようなケースも増えています。

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