過敏性腸症候群の症状を抑える魔法のワザとは?
過敏性腸症候群でお腹がキューっとなったとき、その症状を抑える魔法のワザを紹介しましょう。症状が激しくならないうちは腹式呼吸による深呼吸がオススメ。トイレに行きたくても駆け込めないときは、ギュッと握りこぶしを握っては開くリラクゼーション法を試してください。
過敏性腸症候群の症状を抑えるワザ1
過敏性腸症候群で下痢に悩む人は、トイレが近くにないという不安から便意がつのり、お腹がキューっと痛くなる症状で困ったことがあるでしょう。
そんなときに過敏性腸症候群の症状を抑える魔法のワザの1つが「深呼吸」。電車の中などで便意がおこりそうだと感じたら、症状が激しくならないうちに腹式呼吸をするのです。
鼻から息をゆっくり吸い、吸った空気でお腹をぽっこりとふくらませます。いったん息を止めたら、口からゆっくり細く息を吐き出してください。
吸うときにより吐くほうが、ゆっくり時間をかけるのがポイントです。交感神経の働きを沈めて、腸を落ち着かせるのに効果があります。
過敏性腸症候群の症状を抑えるワザ2
さらにトイレに行きたくても駆け込めないときには、腸をけいれんを沈めるリラクゼーション法があります。過敏性腸症候群の症状を抑える、もう1つの魔法のワザです。
まず両手の手の平をギュッと思い切り握って、握りこぶしを作ってください。そして、ゆっくり10まで数えたらパッと両手を開きます。次に20まで数えたらもう一度、ギュッとこぶしを握って10まで数えて開くのです。
これを何度か繰り返します。すると筋肉の緊張がやわらぐので、交感神経が沈まります。そして、腸のけいれんを沈めることができるのです。
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