背筋をトレーニングするならピラティスが効く
ピラティスの基本エクササイズには「背筋運動」があります。これはうつぶせの状態から、空中を飛ぶイメージで上体を起こしていくエクササイズ。ピラティスの背筋運動は、背中とお腹の筋肉を同時に使います。背筋をトレーニングするならピラティスがオススメです。
ピラティスの背筋運動のやり方
ピラティスの背筋運動は、うつ伏せのニュートラル・ポジションからスタートします。うつ伏せのポイントは腰骨を床につけ、できるだけ恥骨も床につけることです。
ニュートラル・ポジションをとってみて、自然とおへそが床から離れるのが正しい姿勢。実際にチェックしてみてください。タオルなどを敷いて、顔も完全にうつぶせの姿勢にするとより効果的です。
この姿勢で息を吸い、吐きながら上体を起こしていきます。肩甲骨をおへそ方向に引き下げ、同時に背骨を伸ばして頭を床から離していきましょう。ちょうど空中を飛ぶイメージです。
ピラティスで背筋をトレーニング
ピラティスで背筋をトレーニングするときには、体が斜め前方に伸びていくイメージで行います。いったん息を吸って吐きながら、ふたたび元の状態に戻します。これを5回、繰り返したら終了です。
ピラティスのエクササイズ自体は、定番の筋力トレーニングとあまり変わりません。しかし、使う筋肉も筋肉の動かし方も、ほかの運動とはまったく別モノ。実際に試すと、筋肉の使われ方に驚くはずです。
このため、ピラティスで背筋をトレーニングすると、背中のラインがスッキリ整います。勢いをつけて起こすのではなく、背骨を頭のほうへ伸ばしながら行うのが効果をアップさせるちょい足しメソッドです。